我が家には、「空」と「ひまわり」という、いずれも雑種の愛犬(動物愛護センターからの直接引き取りと保護団体経由)がいます。
ペット可のアパートやマンション、さらには「ペット共生型マンション」がたくさん見られるようになりました。特にペット共生型マンションには、本当に良く出来たいろいろな設備が整っていて、よく考えたな〜、あれば便利だろうな〜と、感心することしきりです。
でも、そうした設備だけがペット共生に必要なことなのでしょうか。もっと本質にかかわる部分が別にあるではないでしょうか。
ここでの「ペット共生」は、次のような考えをたどったものです。
1 災害時に、イヌやネコを連れて避難所に行くことは極めて困難
だからこそ、耐震性に優れた構造を持ち、ライフラインの途絶に耐える、災害に強い住宅
でなければならない
2 夏の暑さはイヌには過酷(犬種にもよります)
だからこそ、省エネルギー性能に優れた、環境に優しい住宅でなければならない
3 イヌは吠える(しつけにもよりますが 我が家のイヌは時々吠えます)
だからこそ、防音性に優れた、プライバシーを守れる住宅でなければならない
なんのことはありません。ペット共生型住宅とは、実は人にとっても住みやすい住宅だったのです。